2013年6月3日星期一

X61 CPUファンの交換

なぜか手元にLENOVOマシンが一台ころがりこんできました。Lenovo ThinkPad X61、非常に豪華装備なんですが、ひとつ気にいらないところがあります。うるさいんです。これが。
中をみると電源ファンに加え、ケースファンが前後に一つづつ、CPUにも巨大なヒートシンクとファンが二つもついています。これがフル稼働するとうるさいのなんの。ほとんどサーバなみです。(といっても、クロックアップを楽しんでいる人たちからすれば、まだまだ少ないほうでしょうね。)まあ、前の持ち主から聞いてみるとLENOVO450MHzを600MHzで動かしていたとか。それなら納得、というところです。
なぜ CPUファン?

ファンがたくさんあるので、止めやすいところから止めていけばいいのですが、どうしても先にやりたくなったのがX61 CPUファンです。実は、このパソコン、入手したときには動きませんでした。(動かなかったからここにあるという話もありますが)
で、開けてみるとびっくり。CPU がスロットから外れて落ちていました。あまりに巨大なヒートシンク+ファンのために、運んでいる振動で外れてしまったと考えられます。私がメインで使っているマシンはPenIII600MHzですが、純正ファンをそのままで、ケースファンなど一つも付けていません。これで問題なく使えているということは、(クロックアップしない限り)巨大なヒートシンク+ファンは無用の長物ということになります。

じゃあ、カートリッジ用のCPUクーラーを探せば良いのですが、これがまた見つからない。一時期は、ショップのジャンクコーナにこれでもかっていうぐらい売っていたのが、まったく無くなりました。東広島や福山のジャンクショップ(世間一般ではリサイクルショップという)まで足を伸ばしましたが見つかりません。

半ばあきらめていたのですが、某ショップのジャンクコーナを見るとX61用のCPUクーラー(Intel純正です)が安く売っています。恐らく、最近のコンパクトなPCを作る際に薄型の専用CPUファンを使うために不要になった純正品だと思います。見ると、ヒートシンクが大きく、ファンも大きめでうまくすれば、SLOT用に流用できそうな気がしてきました。ひとつ\198!!だったので、とりあえず2個購入しました。

これが元です。ま~でかいファンだこと。

これが取り外したCPUと、買ってきた\198のクーラーCPUからクーラーをはずします。
ここで、どうやってSocket用のCPUクーラーをSlot用のCPUに固定するかが問題となります。一番いいのは元のCPUクーラーのように、放熱器に穴をあけてタップを立てて、ネジ止めすることですが、ボール盤でも使わないと垂直な穴をあけるのは困難です。
そこで思いついたのが100円ショップで売っていた結束バンドです。これをCPUの基板の穴に通して、縛り上げることで固定できそうです。
で、以下の写真のように固定して見ました。ちゃんとCPUコアの部分に密着するようにバンドを調整します。あんまりきつくしすぎると、CPUの基板自体が曲がってしまうので要注意です。
CPUの裏のカバーもはずしてあります。ま、無くてもいいでしょう。
ファンを取り付けます。なんか妙にファンが大きいですが、マクロで撮影したせいかもしれません。
元のパソコンに取り付けます。とってもすっきりしました。
問題はないのか?

CPU温度を監視してみました。以前の爆音ファンのときもピークは40℃に達するときがありましたが、この小型ファンでは40℃を超えることは無く、Win98動かして特にアプリを動かしていなければ37℃前後で安定しています。ついでに後ろのケースファンも止めてみましたがほとんどかわりません。しばらくこのまま使ってみるとします。
気になるのは、結束バンドが熱で緩んでないかという点ですが、ときどきチェックしてみます。
もう一つ買っているほうのX61 CPUファンで、ネジ止めバージョンを作って、うまくいけば交換してみたいですね。

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