2013年6月3日星期一

パソコンの清掃とDell CPUファンの取替

4年近く前、知人のパソコンを組み立てたのですが、以前の私のパソコン同様オーバーヒートアラームが頻繁になるようになったとの連絡を受けました。
私のパソコンと同じ部品を多用したものでしたので、掃除を兼ねDell CPU ファンを取り替えることにし出張してきました。
M/BはSupermicro X8SAX、CPUはCore i7 920です。
今回CPU冷却ファンは予算の関係から私が使用したものより一回り小さいものになりました。
3年以上掃除はしていませんでしたのでこのような状況です。
手前からCPUファン、CPUファン、電源ファンと並んでいます。
ファンはもちろんのこと、基板の至る所に埃が溜まっています。
放熱フィンにも埃が溜まり、CPUの冷却不足に陥りCPU温度が上昇し、M/Bがオーバーヒートアラームを頻発させました。

このように基板まで埃が乗ると基板にとっては一触即発、即死直前の状況です。
溜まった埃は基板の配線上に乗っていますので、この埃が空気中の水分を吸い込んで基板をショートさせます。そうなれば最悪M/Bは即死します。
知人にはオーバーヒートアラームの頻度が増えた頃から使用を控えて貰い、電源コードを抜くように指示しました。
電源コードが差し込まれて電源が生きていると、この手のM/Bは電源オフでも基板に通電しています。例えば遠隔用で起動するBIOS系のソフトが生きていると、間違いなく色々のところで通電状態になっており、電源が入っているのと同じなのです。

今回の清掃はついでにCPUファンを取り替えますので、まずCPU基板を取り外してクリーニングしました。次にCPUファンを取り外して廃棄し、電源ユニットを取り外し、電源ユニット筐体内のファンを取り外した上で内部をクリーニングしました。
新しいCPU冷却ファンはバックボードの無いタイプで、純正同様上から差して固定するタイプなので、M/Bはシャシーに取り付けたまま綺麗にクリーニングします。

シャシーにある冷却ファンもクリーニングしましたが、3基あるうち1基が寿命を迎えたらしく、故障の兆候を見せていたので取り外し、近いうちに全交換することにします。

さて、その間クリーニングに要する時間は約1時間半程度、脱着・分解が入りますのでこのくらいは普通ですね。新しいDell CPU ファンを取付、全て組戻しました。
交換・清掃後問題なく起動、冷却ファンの音もそんなに大きくなく、重いレンダリングにもオーバーヒートアラームは鳴らなくなりました。
後日冷却ファン交換をすればまだ数年は問題なく動くでしょう。

皆さん、パソコンの清掃、時々してくださいね。

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